ブログを始めて収益化を図る際に、最初の関門となるのがGoogleアドセンス審査です。
最近になってようやく収益化を0→1に出来た私で恐縮ではありますが、Googleアドセンス審査にはかなり慎重に取り組みました。
今回の記事で少しでも皆さんのお力になれたらなと思っています。
また、ブログを始めた人ならおそらく誰でも知っているであろう、ヒトデさんの書籍『「ゆる副業」のはじめかた アフィリエイトブログ』を熟読してアドセンス合格に至ったので、本記事に参考になるものをまとめましたので併せて読んでくださいね!
↓こちらの書籍です
✅Googleアドセンスをこれから申請しようとする人
✅Googleアドセンス審査になかなか合格できない人
✅他の人が書いたGoogleアドセンス合格記事とは少し違った内容を知りたい人
正直、Googleアドセンス審査に1発合格したことは、私自身が一番驚いています。
ネットで「Googleアドセンス合格するためには」と検索すれば山ほど記事が出てきます。
ただ、検索上位にヒットするのは、多くが
「月100万円ブログで稼いでいます」
「ブログ歴〇〇年」
といったブログ上級者が書いた記事です。
ただ、今回の私の記事はブログ初心者の私だからこそ、これからアドセンス審査を申請しようとする人やなかなか合格できない人に寄り添った記事になっています。
Googleアドセンスとは?
Googleアドセンス審査をする(している)人にとっては、説明不要だと思いますが、念のためおさらいです。
Googleアドセンスとは、Googleのクリック報酬型の広告のことを指します。
自分のブログサイトに広告を自動もしくは手動で貼り付け、クリックされれば、1クリックにつき〇〇円といった、報酬を受け取る仕組みです。
クリックした商品が購入されなければ報酬が得られないといった必要がない点で、合格して多くの方に記事を読まれることになれば、それだけで収益化を図ることができます。
ただ、一つ重要なポイントがあります。
このGoogleアドセンス審査には明確な審査基準がないのです!
「そんなこと知っているよ!」
と思われた方!
ただ、ここは本当に大切なんです!
明確な審査基準はないものの、実はGoogleが審査基準を公表しているものもあるのです!
要は、答えを既に提示してくれているってことですね!
答えを提示するということは、裏を返せばそれほど重要ということ。
具体的には、
✅違法なコンテンツ
✅知的財産権の侵害➡著作権の侵害にあたるコンテンツ
✅危険または中傷的なコンテンツ➡人種、宗教、障害などの誹謗中傷
✅不適切な表示に関連するコンテンツ➡科学的なコンセンサスと矛盾する内容
などが挙げられます。
この中でも、私が特に注意していただきたいと思うのが、「知的財産権の侵害」です。
「アドセンス審査になかなか合格できないよ」
といった人の記事を読んでみると、書籍を参考にブログを書かれていましたが、『引用』を全く使用せずに自分のブログ記事に落とし込んでいました。
これが「知的財産権の侵害」として、審査に通らない理由かは定かではありませんが、Googleが既に答えを出してくれているものを守らないことは、アドセンス審査においてかなり不利になります。
ですので、今一度、自分のブログがポリシー違反になっていないか確認してみてください。
また、アドセンス審査結果は早ければ、一日、長ければ2、3週間かかると言われています。
〇申請から結果通知まで(私の場合)〇
申請時点での私のブログサイトは、このようなものでした。
・7記事(平均文字数4,000字)
・4つのジャンル(節約・投資・貯蓄、子育て、ライフプラン、メンタル)
Googleアドセンス合格のためにした具体的な方法10選
私が具体的にアドセンス審査のためにしたことは下記のとおりです。
❶独自ドメインの使用
❷ポリシー違反をしない
❸プライバシーポリシーの設置
❹お問い合わせホームの設置
❺サイト運営者情報(プロフィール)の設置
❻一定数の記事を書く
❼一定期間で記事を更新する
❽記事全体を見やすくする
❾アフィリエイトリンクを貼らない
❿ブログで収益化できている人の記事を読んでみる
順番にご説明しますね!
❶独自ドメインの使用
アドセンス審査に合格するためには、「独自ドメイン」は必須です。
皆さんが住んでいる家には必ず住所がありますよね。
ドメインとは、インターネット上の住所みたいなものです。
独自ドメインを使用することで、自分の住所を持つことができます。
これが、アメブロやはてなブログ(共有ドメイン)であれば、同じ家にみんなで住んでいるイメージです。
今後、ブログを本格的に進める上でも、独自ドメインは必須です。
❷ポリシー違反をしない
Googleアドセンスの見出しでもご説明しましたが、やはりポリシー違反になっていないか、今一度確認の上、申請するようにしてください。
❸プライバシーポリシーの設置
プライバシーポリシーとは、個人情報保護に関する方針のことを言います。
ネット上のサイトから収集した個人情報をどう扱うか、どう保護するのかといったものを
サイト運営者が定めたルールのことです。
このプライバシーポリシーに関して、Googleはこうしてくださいと答えを出してくれています。
↓こちらを参照してください
また、プライバシーポリシーはネットで検索すれば、ひな形も多くありますので、確実に設置してみてください。
❹お問い合わせホームの設置
お問い合わせホームの設置も必須です。
お問い合わせホームを設置することで得られるメリットは、
・アドセンス審査に合格しやすくなる
・企業から仕事の依頼の連絡が来る
・信頼性のあるブログサイトになる
ネットで検索すると、「お問い合わせホームを設置しなくても合格しました!」
という記事を見かけますが、個人的には必須だと思っています。
例えば、皆さんがネットで何か購入しようとした時に問い合わせ先がないと、
と不信に思いませんか?
それと同じではないかと思います。
お問い合わせホームに関しては、プラグインを使用すれば簡単に設置することができます。
↓私はこちらのプラグインを使用しました
「Contact Form 7」
↓設置方法に関しては「さっとが」さんの動画を参考にしました
❺サイト運営者情報(プロフィール)の設置
とGoogleに伝えるためには、プロフィールを設置することも必須です。
企業の面接で、私はこんな人物で、こんな経歴があり、こんな特技があります、と面接で伝えることで採用担当者にアピールすることができますよね。
アドセンス審査においても同じことです。
今後、アドセンス審査に合格して、読者の方に記事を読んでいただく上でも確実に必要になってきます。
❻一定数の記事を書く
アドセンス合格の記事をネットで検索された方だとお分かりだと思いますが、記事数についても明確な基準はありません。
「10記事以上必要だ」と言う人もいれば、「3記事で合格しました!」という人もいます。
私自身は、7記事で申請しました。
平均文字数は、4,000字です。
「1,000文字だけ書けば大丈夫!」
と言った人もいますが、「読者目線」で「何を書こうか」と考えれば、自然と文字数が増えると思います。
あくまで、私の個人的な意見ですが、最低でも5記事は書いておいた方が無難だと思います。
❼一定期間で記事を更新する
「よくブログの更新頻度がSEOに影響する」
と言われますが、これも確実なことかは定かではありません。
ただし、例えば、税金についての記事を1年前に書かれた記事と直近で書かれた記事を比較した際に、どちらを皆さん、読みたいと思いますか?
もちろん、直近で書かれた記事ですよね。
税金の控除額が変わっている、給付額が増額している、といったことはよくあることです。
そういう意味からも、「鮮度の高い」記事を書くことをGoogleも推奨しています。
そのためにも、できるだけ一定期間で記事を書くことをオススメします。
ただ、かく言う私も、2021年12月に初めて記事を2つアップしましたが、そこから3つ目の記事アップまで4か月も期間が空いていましたが、合格することができました。
ただ、3つ目の記事アップから7記事までは一週間に1回はアップするようにしました。
やはり、Googleにきちんと記事を更新していきますよ!とアピールする必要があると考えたからです。
これが功を奏したかは分かりませんが、やはり最低でも1週間に1回は記事をアップする必要があると思います。
それでも、
「仕事や家事に忙しいのに、一週間に1記事アップは厳しいよ(泣)」
と思われた方も多いと思います。
私の場合、Googleアドセンス審査合格のために、Wordなりで下書きを事前に書いておいて、記事がある程度溜まってからブログサイトにアップしました。
ブログを開始してすぐにGoogleアドセンスに申請したい気持ちも分かりますが、万全の体制を整えてから審査に挑む方が最終的には近道であると思います。
❽記事全体を見やすくする
当たり前ですが、文字ばかりぎっしりの記事と画像が適度に貼ってある記事と比べてどちらが読みたいと思いますか?
もちろん、後者ですよね。
ここは、私も意識しました。
具体的に私がしたことは、
①見出しを作成し、記事全体の構成をはっきりさせる
②箇条書きを上手く利用し、要点をまとめる
③読者に特に伝えたい部分は太文字やマーカーを利用する
④文字だらけの文章にならないように、吹き出しを上手く活用し、記事を見やすくする
⑤画像を適度に取り入れる
…などです。
少しの工夫で記事全体の見やすさが段違いになります。
❾アフィリエイトリンクを貼らない
アフィリエイトリンクとは、記事を読んでいるとよく見かける、商品画像とリンク先を掲載しているものです。
これも諸説あり、
という人も実際にいるみたいです。
ただ、私の場合は貼りませんでした。
これも企業面接と同じで、「Googleさんに入りたいです!」と言っているのに、「実は、B社も気になるんですよねー」と言っているよなもの。
ですので、アドセンス審査に合格するまでは、貼らない方が個人的にはオススメです。
❿ブログで収益化できている人の記事を読んでみる
最後はやっぱりこれですね。
本業だけではなく、副業で稼ぎたいという方は最近多くなってきていますよね。
ブログももちろん、その一つ。
ブログで稼いでいる方は世の中大勢います。
その方たちが既に答えを出してくれているなら真似をしない手はないですね。
ただ、一点ご注意いただきたいのは、収益化できている数人に絞って真似をしてみることです。
ネットで検索すると収益化できている人の記事は山ほどあります。
その一人ひとりの真似をしていては、段々と訳が分からなくなってきます。
ですので、自分が「この人の記事は読みやすい!」と思った方で良いので、そういった方を2、3人ピックアップして真似をしてみてください。
【参考】ヒトデさんが提示する「記事に必要な5つの要素」
ヒトデさんは書籍の中で、ブログ記事には5つの要素が必要だと話されています。
① 記事タイトル
② アイキャッチ画像
③ リード文
④ 見出し
⑤ 本文
順番にご説明します。
① 記事タイトル
『記事タイトルの一番の目的は、「Googleに伝えること」です。Googleが「この記事、この悩みについて答えているな」と理解してくれていないと、絶対に上位表示されないからです。』
引用:p91
確かに、ネットで検索した時は画像も出てこないため、文字だけでその記事を読むか判断しますよね。
Googleはもちろんのこと、やはり、読者にとってその記事を読むことでメリットがあると思わせるタイトルである必要があります。
そういった意味でも、やはり記事タイトルは重要になってきます。
また、記事タイトルには具体的な数字が入っていることも重要です。
『記事タイトルに具体的な数字を入れることで、「情報量はどれくらいか」「記事内容の具体的なイメージ」を読者に伝えることができるので、その結果クリック率が高まります。』
引用:p92
これは私もかなり意識しています。
私の記事タイトルを見て頂ければ分かると思いますが、【固有名詞】と【数字】を必ず入れるようにしています。
② アイキャッチ画像
アイキャッチ画像とは、読者の目を惹きつけるための画像のことを指します。
記事内容にあった、アイキャッチ画像を入れることで記事全体の見やすさが高まります。
私もアイキャッチ画像は必ず入れるようにしています。
このアイキャッチ画像はフリーサイトからダウンロードすることができます。
私がよく利用しているのは、下記の2つです。
無料ですので、是非使ってみてくださいね!
③ リード文
ヒトデさん曰く、5つの要素の中でこのリード文が最も重要だと話されています。
リード文とは、本文に入る前に「この記事にはこんなことが書いてありますよ」という導入文のことをいいます。
『ブログの本文を書くときに、僕が最も重要だと思うのが「リード文」です。はっきりいって、記事を最初から最後まで読む読者はあまり多くいません。
しかし、リード文に限っては、記事に入ってきた読者ほぼ全員が読んでくれます。』
引用:p98
確かに、ネットで検索をしてこの記事を最後まで読もうと思うのは、最初のリード文で決めている気がしませんか?
リード文で読者を惹きつけることで、
・ページ滞在時間が伸びる
・関連記事を読んでもらえる確率が高まる
・記事を読んでもらえたことで、ファンになってくれる可能性がある
などのメリットが得られます。
「ただ、そんなの言われてもどうやって書けばいいんだよ!」
と思われた方もいるかと思います。
これについて、ヒトデさんが答えを出してくれています!
『このリード文ですが、難しく考えなくても、実はたった2つのコツを知っているだけで良いものが迷わず書けます。それが次の2点です。
① この記事の対象読者を明確にする(共感)
② この記事を読むことで何を得られるかを明確にする(メリット)』
引用:p99
1つ目の「共感」に関しては、記事を書く前に「誰を対象に書こうか」といったものを意識するだけで、リード文の書き方も見えてきます。
「この記事、今の自分が知りたかった情報だ!」
と読者の方に思ってもらえると、記事を最後まで読み進めてもらえる確率が高まります。
2つ目の「メリット」に関しては、「この記事を読むことでこんないいことがある」と思えるリード文を書くことを意識してください。
私の場合は、リード文に必ず、
「この記事はこんなあなたにオススメ」
と対象読者の方に記事を読むことで得られるメリットを箇条書きにしています。
④ 見出し
見出しとは、文章に入る前に示す簡単な言葉のことを言います。
見出しをつけることで得られるメリットとしては、
・記事全体の見やすさがアップする
・Googleからの評価がアップする(SEO対策ができる)
・見出しがそのまま目次になる
などが挙げられます。
参考:WordPressで記事を書く場合、以下のプラグインを使用することで、見出しが自動的に目次になります。
Table of Contents Plus
⑤ 本文
『初心者の方は、「誰に」「何を」伝えるかを考えてから記事を書くだけで、ブログ執筆の成長スピードが段違いに上がります。絶対に、です。』
引用:p105
私もこれは本当に意識しています。
例えば、子育て記事に関して。
私には4歳になる息子がいます。
誰に➡子育てママさん、子育てパパさん、これから子どもが生まれる人
何を➡子育ての基本である【褒める】と【叱る】について
子育てにおいて、【褒める】と【叱る】においては、必ず皆さん悩まれることだと思ったので、自分が育児本を何冊も読んだ知識をもとに記事にしてみました。
↓良ければ、こちらの記事なので読んでみてください!
悩んでいる人がいる限り、その記事は100%読まれることになります。
そのためにも、「誰に」「何を」は必ず意識しておく必要があります。
如何だったでしょうか。
私自身、最近になってようやく収益化できたばかりですので、まだまだ勉強中です。
今回の記事がこれからブログを本格的に始まる人にとって、少しでも参考になれば幸いです。