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【資産運用の常識!】世界にたった一つだけのお金持ちになるための方程式

 

スタバちゃん
スタバちゃん
こんにちは!
スタバちゃん (@sutabapeach)です!

突然ですが、皆さんに質問です!

「お金持ちになるための方程式を答えてください。」

「そんな方程式あれば、とっくにお金持ちになっているよ!」

 

と思われた方は是非、最後までこの記事を読んでみてください。(この後、すぐに答えを出します)

橘玲(たちばなあきら)さんの著書『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方〜知的人生設計のすすめ〜』の中にその答えが載っていました。

↓こちらの書籍です


今回は、この本を読んだ私が特に、今後の資産形成の上で知っておくべき情報を皆さんにご紹介したいと思います。

スタバちゃん
スタバちゃん
永遠の論争である持ち家VS賃貸についても少し触れています。

世界にたった一つだけのお金持ちになるための方程式

結論!こちらの方程式です。

 

資産形成=(収入―支出)+(資産✖️運用利回り)

たったのこれだけ?

と思いますよね。

世の中に溢れるお金持ちになるための本は、全てこの1行の方程式が凝縮されたものなのです。

この方程式を読み解くと、お金持ちになるためには

❶収入を増やす

❷支出を減らす

❸運用利回りを上げる

の3つしかないということです。

 

『お金持ちの方程式の第一項は「収入―支出」で、これが純利益として第二項の「資産」に加えられていきます。こうしたキャッシュ(現金)の流れを見るならば、資産運用よりも純利益の方が重要なのは明らかです。』

引用:p105

『お金持ちの方程式の第二項は、「資産✖️運用利回り」ですが、その意味するところは深遠です。(中略)運用利回りが高ければそれだけ資産は大きくなるということです。』

引用:p106

 

つまり、収入を増やし、支出を減らして得たお金を運用利回りの高い投資などに運用しようというものです。

次は各項目について、具体的に説明したいと思います。

収入を増やす

ここでは具体的に収入を増やす方法を2つ紹介したいと思います。

夫婦共働きになること

「資産形成への最短距離は、収入を増やして純利益を確実に積み上げていくことです。世界一住居費の高い国で一人暮らしをしたり、世界一人件費の高い社会で専業主婦を養うことは、究極の贅沢です。日本のサラリーマンの生涯年収は3億〜4億とされていますから、専業主婦になるのは3億円をドブに捨てるのと同じことです。」

引用:p110

 

痛烈な言葉ですよね。

ただ、橘さんが言われていることは正論そのもの。

十分な元金があってこそ、投資の複利効果が期待できます。

ここで、夫婦共働きのメリットの参考例。

旦那一人が働き、毎年100万円を利回り3%で運用すると、10年で1,150万円になります。

これが妻も働き、夫婦で毎年300万円を利回り3%で運用できれば、10年で3,400万円にもなります。

これだけ見ても、夫婦共働きで元金を増やすことで、より資産形成のスピードは加速します。

ただ、家庭の事情で、共働きができない方もいらっしゃるかと思いますので、あくまで参考程度にしてください。

人的資本に投資する

 

「人的資本に投資する?」

と思われた方もいるかと思います。

人的資本とは、自分自身のスキルや能力を資本とみなすもの。

つまり、自分自身が稼げるようになりなさい、ということです。

人的資本の例としては、

・転職して年収をアップさせる

・副業で収入やスキルを増やす

・資格を取り、今の会社で昇給する

など様々あります。

夫婦共働きができない家庭の方や独身の方も、人的資本に投資する、であれば誰でも可能ですよね。

支出を減らす

個人的には、「支出を減らす」ことが最も確実に資産形成できると考えています。

いくら、人的資本に投資して収入が増えたからといって、支出が減らなければ、元金は増えず、投資に回すお金も作れません。

また、今の世の中、年収がさほど上がらない企業も多いかと思います。

その場合、確実に家計の純利益を増やす方法は、「支出を減らす」ことしかありません。

橘さんの本の中にこう記述があります。

『「金持ちはケチだ」とよく言われますが、これは論理が逆で、「ケチだからこそ、金持ちになれた」のです。確実に資産を増やす方法が目の前にあるにもかかわらずそれを実行しない人間が、資産形成に成功できるはずがありません。』

引用:p117

肝に銘じたい言葉ですね。

支出を減らす中で一番効果が発揮できるのは、固定費削減です。

我が家も固定費削減に取り組んでいます。

・不要な保険を切り、掛け捨ての死亡保険のみ加入

・三大キャリアから格安SIMに乗り換え

・電気、ガス乗り換え

など一度、固定費を見直してしまえば、あとはずっと支出を減らすことができます。

支出を減らす方法に関しては、以前にこちらの記事を作成しているので、参考にしてください。

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橘さんは家計のリストラには「住宅コスト」も必要と話されています。

次は誰もが直面する「住宅コスト」について触れたいと思います。

持ち家VS賃貸

持ち家と賃貸のどちらがいいかは永遠の論争ではないでしょうか。

ここで、3,000万円の金融資産を持ち、なおかつ時価3,000万円のマンションを家賃12万5千円(年間150万円)借りているAさんがいるとしましょう。

おそらく、友人たちは

「年間150万円も家賃払うくらいなら、買った方がいいでしょ!」

と口を揃えて言うでしょう。

私もこの本を読むまではもちろん、この答えに異論はありませんでした。

ただ、橘さんはこう言います。

「確かに、彼は即金でマンションを買い取ることができます。これで年150万円の家賃が不要になりますが、そのかわり3,000万円の金融資産が無くなります。」

引用:p188

「ん?どういうことだ?」

と思いますよね。

実は、Aさんは年間利回り6%の株式の配当を得ていたのです。

この場合、

年間の配当総額=3,000万円✖️6%=180万円

つまり、年間150万円の家賃は節約できたが、代わりに年間配当額の180万円を失うことになるのです!

 

150万円―180万円=マイナス30万円

 

これだけ見ると、Aさんは家賃を払い続けることが正解になります。

ただ、これは配当金があるAさんに限った話ではありません。

 

仮に、3,000万円のマンションを頭金1,500万円と残り1,500万円を10年返済の住宅ローン(年利3%)で購入したとすれば、毎月の支払いは15万円ほどです。

毎月の支払いが15万円ってかなり高額ですよね?

ただ、論点はそこではありません。

もっと深い落とし穴がここにあるのです。

それはマンション購入で金融資産の1,500万円が失われたことです。

「頭金に1,500万円使ったんだから、当たり前でしょ?」

と思われた方もいるかと思います。

実は、この1,500万円を元金に運用することで、将来得られるリターンを放棄したことになるのです。

この本を手にするまで「持ち家」一択だった私には衝撃的な事実でした。

持ち家を購入することは、お金では言い表せない「幸せ」をもたらしてくれます。

ただ、こういった考えもあると頭の中に入れておくだけでも、持ち家が良いのか家賃が良いのか考える指標になるのではないかと思います。

私は現時点では「賃貸派」です。

30代半ばですが、将来貰える年金は確実に減っていることでしょう。

自分で老後問題を解決する手段として、投資を始めている方も多いと思います。

私自身も数年前からつみたてNISA、子どものジュニアNISA、iDeCoを運用しています。

投資の元金を生み出すためにも、現時点では住宅ローンに回すお金を投資資金に回しています。

仮に、人的資本に投資して「稼ぐ力」が増えれば、持ち家も検討してみてもいいかなと考えています。

運用利回りを上げる

1,000万円の元金を年利1%で10年運用すれば、1,100万円ですよね。

ただ、これが年利5%、10%であればどうでしょうか?

なんと、年利5%であれば、1,600万円、年利10%であれば2,600万円にもなります!

運用利回りが高ければ高いほど、資産形成のスピードは加速します。

これが複利効果です。

あの有名なアルベルト・アインシュタインの言葉にこんなものがあります。

『複利は人類による最大の発明だ。知っている人は複利で稼ぎ、知らない人は利息を払う』

引用:アルベルト・アインシュタイン

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

資産形成=(収入―支出)+(資産✖️運用利回り)

これはお金持ちになりたい人に限らず、自分の資産を残す上ではすべての人が覚えておくべき方程式だと思います。

私も常に頭の中に叩き込んでいます。

今回の記事が少しでもあなたの資産形成のお役に立てれば幸いです。

スタバちゃん
スタバちゃん
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!